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セカンドブランド第一号をガーナ大使館に納品して参りました!

driccoキモノ新たな1歩を踏み出しました!

ガーナ大使館のアビゲイル公使に、三部式きものをおつくりしました。

今回ガーナ大使館のアビゲイル公使のお着物を制作するに至った経緯は、2020年10月16〜18日まで京都市京セラ美術館で開催された「2020着物に世界を映す」展覧会。

東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、世界の国々をイメージしたKIMONOを制作し展示したものです。

ガーナ国の着物を見るために、ガーナ大使館のアビゲイル公使を含む3名の女性大使館員が京都にお越しになり、帰りに高島屋呉服売場に来店されたのでした。

華やかな民族衣装で現れた皆さんに思わず声を掛け、driccoきものの仕組みをご紹介しました。すると目をまるくされ、大きいサイズも作れるのか、値段はいくらか、矢継ぎ早に質問されパンフレットと名刺をお渡しいたしました。

大使館の秘書の方から電話を頂いたのは、2月でした。「アビゲイル公使がdriccoきものを作りたいとおっしゃっています。大丈夫でしょうか?」

髙島屋でPRした以上、何としてでも制作しなければと、2月24日三部式を共に開発した中山和子氏に相談。2月27日driccoきもの縫製ヘッドの村山裕子氏と協議を重ねた結果、現在の三部式きものをさらに簡単にし、着物を知らない外国の方にも簡単に着られる【driccoセカンドブランド】を制作し、記念すべき一作目をガーナ公使の着物にすることに決定しました。

あまりにも日本人の体形と違うので、まずはシーチングという生地でザックリと縫製したものを作り、サイズ確認のため3月24日、東京六本木にあるガーナ大使館を訪問。

その際上衣の身幅をもう少し大きくすることと、帯は半幅の可愛いものとお太鼓結びの2種類の造り帯をご希望であることを確認しました。

そして、公使のお好みで選んで頂いたポリちりめん菊づくし(紫)の広幅生地での縫製をスタート!

通常より1.5倍の生地を使用するため重くならないようにと暑い国であることも考慮して、裏地には軽くて速乾性のある清涼素材を使用。

5月21日セカンドブランド第一号のdriccoきものをもって、ガーナ大使館に納品に参りました。

東京駅まで公用車で送迎頂き、ガーナ料理の昼食を公使とご一緒し、その後着付けをさせて頂きました。ピッタリのサイズで公使も大喜び、大使館内の全ての方々に着物姿を披露され、driccoきものの素晴らしさを皆さんに紹介して頂きました。

9月には任期を終えてガーナに戻られます。

ガーナにも「日本の日」があるそうで、そこでこの着物を着てくださるそうです。

是非ガーナに来て、driccoきもののファッションショーをしないかとも言っていただきました。京都とガーナ国との交流の第一歩になりました。

 

今後は、イレギュラーサイズのみなさまにもお着物を楽しんでいただく為、また、より簡単に着られるようになったことで、制服としても採用していただきやすくなる様、セカンドブランドをしっかりと形にしていきたいと思っています。

これからのdriccoきものに、ご注目ください!

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